クレイジーに旅がしたい
高野秀行氏にはまった
半年前にチェコ好きの日記さんが高野秀行氏を絶賛しているのを読んで私もだだはまりした。
高野秀行氏は, 辺境ライターと称して, 未確認生物を追ったり, 政情不安な地域を旅している人である。阿片を栽培してみたり, ソマリアに行ってみたり, アフリカで怪獣を追ってみたり・・・。
とにかくハチャメチャなことをしているのに本はすごく軽いタッチで読みやすいのに主要どころはたちまち読破してしまった。
個人的には, 「謎の独立国家ソマリランド」と「西南シルクロードは密林に消える」が好きだ。
そしてクレイジージャーニーにはまる
私に高野秀行氏を紹介した(もちろん私が勝手にそう受け止めただけだが)チェコ好きさんが, さらにクレイジージャーニーを紹介していたのでこれもまたはまってしまった。
行きづらくて奇妙なところに行って, 写真を撮ったり文章を書いたりする人が大勢出てくる。奇界遺産の佐藤健寿氏とか, スラムや犯罪を追っている丸山ゴンザレス氏とか, アフリカの少数民族を撮影するヨシダナギ氏とか。
それを見ながら感じたことはただただすごいなーとかただただ羨ましいなあとかそういう月並みな感想であった。
私も旅行するのは一人が好きな方だけれども, 女一人ということで私はガイドブックが安全と伝える観光地からほとんど出ないし, 移動で体調を崩すので到着まで車で数日なんてところにとても行ける気がしない。
とはいえ, おそらくクレイジージャーニーな人たちも危ない目に散々当っているし, 移動中吐いた話もたくさんしている。
ということは単に私がびびりなんだろう。
アフリカに行きたい
クレイジージャーニーを見ていてもさらに思いを強くしたことは「アフリカに行きたい」ということだ。「謎の独立国家ソマリランド」を読んでいた際に, 文章の合間にあるグラビア写真に心奪われた。
特に女性のファッション!
これはクレイジージャーニーに出演するヨシダナギ氏が撮影するような, いかにもアフリカの先住民族といった民族衣装もまた美しいのだが, 先住民族の住む地域に向かう道中, モブとして映るエチオピアの市場にいるおばちゃんとかが纏っている布なんかもとても美しい。
だいたいが原色で, 大きな柄がついている。例えば真っ赤に白字で幾何学模様とか。それが, 彼らの黒い肌と茶色い土に映えてとてもとても美しいのだ。あの服着たい。
「恋するソマリア」の表紙の女性(彼女は高野秀行氏を案内してくれるジャーナリストなのだが)がわかりやすいと思う。とてもおしゃれだ。
旅に出たい
結論としては, つまりアフリカに行きたいということなのである。
そのうちに行こうと思う。